イタリアの旅:オススメの旅

イヴレア~オリヴェッティの世界

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◊写真:1934~1958年:創設者カミッロ・オリヴェッティ氏による拡張建築

2018年にイタリアの新しい世界遺産として登録された「20世紀の工業都市イヴレア」。
この都市を支える中心となった立役者がオリヴェッティ Olivetti社です。
イタリア国内で初めて書く機械である「タイプライター」を作り売り出した会社であり、数多くのグラフィックデザイナーを排出していることから、今も多くの人を魅了し続けています。
戦前から戦後の移り変わる社会を乗り越えながら、人々と世の中に様々な影響を与えたオリヴェッティ社。
これまでの世界遺産とは一味違う、現代アートを楽しむことができる世界遺産の登場です。

≪楽しめる!ポイント≫
♦デザイン性
今もそのオリジナリティとカッコよさを兼ね備える建築デザインは必見。
オフィスも住まいも、デザイン性が高いことが特徴です。
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◊写真:1934~1958年:創設者カミッロ・オリヴェッティ氏による拡張建築

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◊写真:1956年建築

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◊写真:研究施設(1951/54建築・1965年拡張)

♦企業理念
働きやすい企業を実現したその理念は、これまでに例のない、そして今に通用するものでした。
特に女性の活躍を重視したオリヴェッティ社は、広大な敷地内に託児所や学校を設け、多くの負担を軽減しました。
現在も敷地の一部は利用され、機能しています。

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◊写真:敷地内の託児所

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◊写真:居住地区一例

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◊写真:その内部一例

♦補足:機械だけにとどまらず、広告・グラフィックデザインは斬新かつアーティスティック、世界に羽ばたくデザイナーたちを生み出した会社でもあります。
(ジョヴァンニ・ピントーリ、ハーバート・バイヤー、ウォルター・バルマーなどなど、数多くのデザイナーが関わっています)
2014年渋谷パルコにて開かれたグラフィック展示より。
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本ページではオリヴェッティ社に注目。
次回はイヴレア観光スポットをご案内します!

≪現地へのアクセス≫
最寄りはイヴレア。トリノから電車で約1時間。
注)ミラノマルペンサ空港から公共交通機関を使用する場合、乗換などが多い路線のため、一度最寄りの街であるトリノでの滞在などがお勧めです。

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注目遺産:創設者カミッロ・オリヴェッティ氏が最初に建築したマットーニ・ロッシ(「赤レンガ」の意)。
2018年6月、12の企業が協力し、この建物をそのままの形で再利用できるソーシャルイノベーションプロジェクトを立ち上げました。
2018年は、世界遺産登録を果たし、未来へと引き継がれる遺産が誕生する年となりました。
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