イタリアの旅:オススメの旅

レオナルド・ダ・ヴィンチと科学 #Leonardo500

さまざまな分野に才覚を発揮したレオナルド。
その中でも今回は探求したテーマの中から、科学にフォーカスを当ててまとめています。
ローマ本局サイトより

ルネサンス精神そのものを具現化している、とも見えるレオナルド。
彼の関心・好奇心は、人智を超えた様々な分野に及びました。
彼が残した科学技術遺産は今なお、イタリア各地で目にすることができます。

≪ヴィンチ村からフィレンツェへ:天才の原点の地≫
トスカーナ州ヴィンチ村のアンキアーノ集落にある生家。
今は博物館として巨匠の生活を記録しているだけでなく、内部では3Dを駆使し、訪れる人をレオナルドの宇宙へと案内します。
Anchiano casa natale leonardo
レオナルディアーノ博物館、 トスカーナ州ヴィンチ村 アンキアーノ集落

そしてレオナルド・ダ・ヴィンチ理想美術館レオナルディアーノ図書館、そしてレオナルディアーノ博物館
これら博物館では、村の誇りであるレオナルドの科学技術研究を展示しており、建築家、技術者そしてエンジニアとしてのレオナルドに捧げられた最も充実したコレクションとも言えます。

レオナルドがフィレンツェに移り住んだのは17才のとき。
一人の人間として、芸術家そして学者としての形成期を過ごしました。
このトスカーナの州都フィレンツェにも、彼に関する博物館が2つ。
フィレンツェ、レオナルド・ダ・ヴィンチ博物館
内部は3つの部屋に分かれており、40以上の実物大の機械を再現したメイン展示室、絵画展示室、そして解剖研究ビデオマッピングが設置された解剖室があります。

フィレンツェ、レオナルド・ダ・ヴィンチ私立博物館 
ここは博物館を所有する一家により、レオナルドの機械が再現された世界で最大のプライベートコレクション。

そしてちょっと意外な場所も。
それはフィレンツェから数キロ離れた、フィエーゾレのモンテ・チェチェリの丘。
歴史上初めて有人飛行が成功した場所といわれています。
レオナルドが設計した飛行装置に乗り、協力者で友人のゾロアストロ・ダ・ペレトラこと、トンマーゾ・マシーニは、1000メートルほど滑走。
その後地面に衝突しましたが、幸い軽い怪我で済んだそうです。

≪素晴らしい機械・工学作品:ミラノのレオナルド≫
そしてミラノ公国へ足を踏み入れたのが30才のとき。
当時の公国は、文化と力強い生産力が合わさる活発に満ちていました。
ここで彼は人生の20年以上を過ごします。(1482年~1499年及び1506年~1513年)。
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ミラノ、アンブロシアーナ美術館
アトランティコ手稿(ロンバルディア州ミラノ、アンブロジアーナ図書館)

アンブロジアーナ美術館はアトランティコ手稿を所蔵。
これはレオナルド・ダ・ヴィンチによる実存する手稿・素描としては最大のコレクションです。
建築、都市計画、水力学、幾何学、力学、医学、光学、解剖学、天文学、ビジュアルアートにわたる1119枚の手稿は、人知に関するすべてを網羅したレパートリー。

ミラノ、国立レオナルド・ダ・ヴィンチ科学技術博物館
この街にあるもう一つの博物館がここ、国立レオナルド・ダ・ヴィンチ化学技術博物館。
巨匠が設計した機械装置の模型でも、世界最大のコレクションが保存されています。

ミラノ、レオナルド3ミュージアム
スカラ座広場のヴィットリオ・エマヌエーレ・アーケード入口に位置するこの博物館の人気の鍵は「革新と研究」。
「レオナルド3」は、内部で開発された先進技術を駆使し、レオナルドの研究やこれまで試されなかった機械装置を復元することで、多くの一般の人々がその世界を体感できるようにしました。
レオナルド3ミュージアム

 

ロンバルディア州、エコミュージアム・デッラッダ
Ecomuseoleonardo
その他、ロンバルディア州内でレオナルドは、いくつかの水路の設計を担当。
特にマルテサーナ運河と内部水路間の連結や、アッダ急流のバイパス整備に携わりました。
プロジェクトはとても複雑だったため、パデルノ運河とパヴェーゼ運河が完成したのは2世紀後となったものの、その功績は多大なものです。
完成した水路を巡るエコミュージアム・デッラッダは、レオナルドが調査・計画を果たした地域を通ります。
そしてこのレオナルドゆかりのラッダは、自転車、ボート、馬、徒歩散策などの、別の楽しみ方もお勧めです。

♦白テンを抱く貴婦人
レオナルドはまた、ルドヴィコ・イル・モーロ公が地域の農産物集積輸送中心地としてヴィジェヴァノ県に造った広大な農場複合施設、「ラ・スフォルツェスカ」の灌漑用水路網も設計しました。
ラ・スフォルツェスカでの滞在中、レオナルドはチェチリア・ガッレラーニの肖像画「白テンを抱く貴婦人」を描きました。
現在はポーランドのクラクフ国立博物館に収蔵されています。

トリノ、王立図書館
トリノ王立図書館は、レオナルドが残した中で最も人々を惹きつける文書の1つである鳥の飛翔に関する手稿を所蔵しています。
この手稿の中でレオナルドは、真の飛行科学の観察をまとめ、そしてその後飛行機械の設計へと発展させました。

ヴェネチア、アカデミア美術館
世界的アイコンでもある、「ウィトルウィウス的人体図」。
640Leonardo da Vinci, Uomo Vitruviano, Gallerie dell'Accademia inv. 228

レオナルドの最も有名な絵の一つです。
人体の理想的な比率を表すこの作品は、芸術界でもポップカルチャー界でもまさに真のアイコンとなっています。
紙に描かれた絵で脆さからの保護のため、ウィトイルスは的人体図は限られた機会にしか一般に公開されていません。

 

≪レオナルドのロマーニャへの旅≫
♦カナーレ港(エミリア・ロマーニャ州チェゼナティコ)

チェザーレ・ボルジアは、ロマーニャ公国を征服後、1502年に領域内の要塞や基盤構造の状況調査をレオナルドに委ねました。
レオナルドの手帳は、砦、港、広場、建築物に心捉えられた旅を通じて得たアイデア、メモ、デッサンがいっぱいです。
レオナルドとアルキメデス:2人の天才をシチリアで比較

シチリア州シラクーサ、レオナルド・ダ・ヴィンチ/アルキメデス博物館
ここは時代の異なる2人の天才を比較対比した博物館。
つまり、シラクーサ出身の科学者で数学者のアルキメデスが後にレオナルドに与えた影響にフォーカスを当てています。
来館者は説明パネルや、自分の手でアルキメデスとレオナルドの機械を組み立て直すことができるワークショップを通した体感型の博物館です。

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