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2016年12月23日(金曜)から日本で公開となるドキュメンタリー映画「ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿」
舞台はその名の通り、ミラノのスカラ座です。
その歴史を知れば、映画で楽しみ、そして本場のスカラ座をもっと堪能できる!!スカラ座のこれまでの歴史を少しだけご紹介いたします!
映画公式サイトはここから!

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≪歴史≫
有名なスカラ座が誕生したのは1776年。
オーストリア帝国女帝マリア・テレジアの意志により、(火事により)灰となったテアトロ・ドゥカーレ(ドゥカーレ劇場)に代わる劇場の建築計画を、建築家ピエルマリーニが引き受けました。
新しい劇場の建築場所に選ばれたのは、古いサンタ・マリア・アッラ・スカラ教会のあった場所だったため、自然の流れから、新しいミラノの劇場はその名前を取ることになりました。

そしてスカラ座劇場の歴史は1778年8月3日、アントニオ・サリエーリのオペラ曲“ヨーロッパ・リコノシュータ– Europa Riconosciuta”とともにスタート。

≪本場オペラの舞台へ≫
続くジャコモ・プッチーニの登場により、スカラ座はイタリア・オペラの指定場所となり、時代の流れとともに偉大な作曲芸術家、ロッシーニやドニゼッティ、ベッリーニやヴェルディなどが公演を行うようになりました。
おそらくその中でも、スカラ座の歴史と強いつながりがあった作曲家と言えば、ジュゼッペ・ヴェルディ(1813~1901)ではないでしょうか。
強い愛国心を掲げて作り上げられたオペラ「ナブッコ」(1842年)により、オペラ自体がイタリア国民に定着、そしてスカラ座とそのイメージが一体化しました。
1900年代初頭の指揮者であったアルトゥーロ・トスカニーニにより、スカラ座は、ヴェルディの遺産を鮮やかに残しつつも、オペラのプログラムとシンフォニー演奏曲目に根本的に改革が加えられました。
1943年の空爆により、スカラ座はほぼ全体が再建され、1946年、アルトゥーロ・トスカニーニ自らにより指揮されたコンサートで、再度オープニングが祝われました。
そして芸術監督であったヴィクター・デ・サバータにより、1951年からはスカラ座の公演は、ミラノの守護聖人であるサンタンブロージョの日である12月7日からに設定されました。

≪舞台に立った素晴らしき人物たち≫
歌い手たちにはマリア・カラス、レナータ・テバルディ、ジュリエッタ・シミオナート、ミレッラ・フレーニ、マリオ・デル・モナコ、ジュゼッペ・ディ・ステーファノ、ルチャーノ・パヴァロッティ、プラチド・ドミンゴ。
偉大なる演出家たちには、ルキーノ・ヴィスコンティ、フランコ・ゼッフィレッリ、ルーカ・ロンコーニ。
そして素晴らしき振付師と踊り手たちであるレオニーデ・マッシーネ、ジョージ・バランシン、ルドルフ・ヌレエフ、カルラ・フラッチ、ルチャーナ・サヴィニャーノ。

≪修復期間≫
2002年1月から2004年12月までの間に、スカラ座では歴史的な建築部分と、第2次世界大戦の時期から使用されてきた舞台の近代化のための修復作業が行われました。
2004年12月7日、リッカルド・ムーティがリニューアルが終わったスカラ座を、1778年当初にスカラ座を“洗礼”したオペラである、サリエーリの“ヨーロッパ・リコノシュータ Europa Riconosciuta”でこけら落としを飾りました。

lom_0023_800≪スカラ座の今≫
観客ホールの音響効果は抜群。観客席部分は、4つの区画に分かれた観客席と階段席のある馬蹄型です。
劇場には巨大な舞台装置が配置されていますが、その中でも存在感があるのは365個のランプで形作られた素晴らしい中央のシャンデリア。
近年3年間のオペラシーズンにおいて、スカラ座はその活動をさらに加速させてきました。
幕数は、約190回から、オペラ、バレエ、コンサートなど劇場公演と巡業公演で実に284回へ。
劇場修復と舞台装置の近代化により、スカラ座は、音楽提供を通しつつも、いわゆる“シーズン”型劇場と“演目”型劇場の複合体を目指したクオリティー重視の劇場という概念を追求していくことでしょう。

≪ちょっと深堀り≫
1943年8月15日から16日の深夜に落とされた爆撃により、スカラ座は深刻な被害を受けました。
辛うじて残された部分は、舞台と外壁のみ。
解放翌日から、スカラ座再建が当時のミラノ市長アントニオ・グレッピにより呼びかけられ、行政協議会によって認可を受けます。
2001年から2004年の間に行われた修復期間は、(ミラノ中心部より北東の)ピレッリ‐ビコッカ産業地区にあるアルチンボルディ新劇場がスカラ座の役目を担い、公演が行われました。

≪スカラ座情報≫
スカラ座および博物館へのガイドツアーは予約可能
電話:+39 02 88 79 74 73
メール:garino@fondazionelascala.it(英語)

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≪今回の記事協力≫
ミラノ観光局
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