Musei Reali Torino

トリノに実は、「サムライ」が存在します。
それは明治天皇が当時のイタリア国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世に贈った鎧です。
鎧が贈られたのは、イタリア国と日本帝国(当時)との間で結ばれた通商友好条約から3年後の1869年のことでした。

この鎧の正式名は、「毛引き浅葱威 胴丸」。
15~18世紀のものであると推定されているこの鎧は、王立アルメリア武器美術館の保管番号B.53として登録。その説明書きには「足の先まで全防護されている日本の戦士」とあります。
胴丸は徒歩戦に使用された形式のものであり、12~19世紀にかけて使用された伝統的な鎧です。

鎧は長い間修復されていましたが、昨年の日伊国交150周年を記念し、約50年の時を経てついに元の場所へ。
王立アルメリア美術館に戻ってきたサムライは、ロトンダの間(Sala della Rotonda)で劣化を防ぐハイテク機能を装備した保存ケース内に収められ、展示されています。

日本とイタリア、そしてイタリアの国が建国された最初の首都であったトリノとのつながりを、肌で感じられる場所です。

情報元:Musei Reali Torino(トリノ王立博物館)

≪基本情報≫
開館:火曜日~日曜日の9:00~19:00まで
(チケット売り場は18:00まで)
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