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ラツィオ州


ラツィオ州概要

州都:ローマ
人口:約5,898,120人(2017年)

永遠の都ローマのある州。現代と古代がそのまま共存するローマ市内の遺跡だけでなく、郊外にもオスティア・アンティーカの遺跡や水道橋、アッピア街道など今も古代ローマ時代の面影が残っています。

ラツィオ州の位置

ラツィオ州の位置

ローマ、フォロ・ロマーノ/ローマ市内から観るヴァティカン市国

オスティア・アンティーカ

オスティア・アンティーカ

世界遺産の歴史的中心部、そして別の国ながら同じく世界遺産のヴァティカン市国もローマ市内にあります。
またローマ近郊のティヴォリ(Tivoli)にも2つの世界遺産があり、古代ローマ皇帝ハドリアヌス帝の別荘ヴィッラ・アドリアーナと、噴水が美しいヴィッラ・デステ(エステ家別荘)という素晴らしい館と庭園も見ごたえ十分です。

白ワインで有名なフラスカーティ(Frascati)、花祭りで有名なジェンツァーノ(Genzano)、ローマ法王の離宮もあるカステル・ガンドルフォ(Castel Gandolfo)などの小さな街や村。古代ローマ以前の古代文明、エトルリア文明の遺跡のあるタルクイニア(Tarquinia)とチェルヴェテリ(Cerveteri)も歴史好きの心を揺さぶります。

交通案内

イベント

ローママラソン Maratona di Roma
場所:ローマ
時期:3月頃
ローマの歴史地区を巡るマラソン大会。フルマラソンとハーフマラソンがあります。

花祭り インフィオラータ Infiorata 花祭り インフィオラータ Infiorata
1.ジェンツァーノGenzano(カステッリ・ロマーニ地方)
時期:6月中頃  
2世紀に渡って続けられてきた伝統ある行事。

2.場所:ボルセーナ Bolsena
時期:聖体祭 Corpus Domini
その歴史は古く、ヴァティカン内所蔵のラファエッロ作のフレスコ画の中に描かれているのが最初の記録のひとつとして残っています。

3.場所:ポッジョ・モイアーノ Poggio a Moiano
時期:6月最後の週末
中心の目抜き通りに、300m以上に渡る花の絨毯が出現。

4.場所:ジェナッツァーノGenazzano(ローマ郊外)
時期:7月第1日曜日
「聖なる心」に捧げるお祭りとして1883年に始まったこの花祭り。長さは実に約1800mにも及び、街のあらゆる場所を結ぶ長い一本の花の道を辿るのも楽しい。

カラカラ浴場フェスティバル Festival Terme Caracalla
場所:ローマ、カラカラ浴場
時期:7〜8月
ローマ市歴史地区の古代ローマ遺跡カラカラ浴場を舞台に、野外オペラが上演されます。

サンタ・ローザのロウソク祭り Macchina della Santa Rosa
場所:ヴィテルボ
時期:9月3日
13世紀に街を救った聖女に捧げるお祭り。高さ約30m、重さ4トンの山車に聖ローザを納め、街の5カ所に運び、最後にはサンタ・ローザ聖所記念堂までたどりつきます。夜21時から始まる儀式は、ライトアップされたロウソクがとても綺麗です。

ローマ国際映画祭 Festival Internazionale del Film di Roma
場所:ローマ  時期:10〜11月頃
ローマの各所で開催され、注目が集まる国際映画祭。映画の歴史、世界の名画への関心を呼び起こします。

クリスマス・マーケット Mercatini di Natale
場所:ローマのナヴォーナ広場  時期:クリスマス
クリスマス市では、お菓子やおもちゃなどの屋台がたち、賑わいます。

ラツィオ州の食

お勧め郷土料理
アマトリチャーナ・パスタ/ポルケッタ

野菜たっぷりの前菜もあり

野菜たっぷりの前菜もあり

カルボナーラ・パスタ、アマトリチャーナ・パスタ(豚のほほ肉ベーコン、トマト、トウガラシ、白ワインベースのパスタ)、ポルケッタ(豚肉のラード、レバー、心臓などをフェンネルといっしょに詰めた肉料理)、トリッパ・アッラ・トラステベリーナ(ローマ・トラステーヴェレ地区風-ユダヤ風牛の胃料理)、卵のフェットチーネ(フェットチ—ネは、きしめんのような平らなパスタ)、サルティンボッカ(子牛肉に生ハムとセージをのせて焼いた料理)など。
お菓子では、リコッタのタルト、マリトッツィ(レーズン入りの菓子パン)の生クリーム挟みなど。

ワイン

有名な生産場所としては、カステッリ・ロマーニ地方、コッリ・アルバーニ地方。
フラスカーティ(白)、エスト!エスト!エスト!(白)、チェルヴェテリ(白、赤、ロゼ)、チェーザネ・デル・ピーリオ(赤)、アプリーリア(白、赤)、アレアーティコ・ディ・グラドーリ(赤)、コッリ・アルバーニ(白)、コッリ・エトルスキ・ヴィテルベージ(白、赤、ロゼ)、タルクイニア(白、赤)など。

ワイン

その他のお勧め
カルチョーフィ/ブロッコロ・ロマーノ(野菜)
カルチョーフィ(アンティチョーク)、豆(ヘーゼルナッツ、インゲン豆)、山側ではイノシシ料理、子牛肉、子羊肉、ペコリーノ・ローマノ・チーズ、リコッタ・ロマーナ、そしてオリーブオイル(カニーノ産、サビーナ産、トゥーシャ産など)も外せません。

ラツィオ州北部の街

アッピア街道

アッピア街道

ローマ Roma

フォロ・ロマーノ、コロッセオ、パンテオン、カラカラ浴場などでは、古代ローマのロマンを感じることができます。
映画「ローマの休日」の舞台となった、スペイン階段や真実の口(サンタ・マリア・イン・コスメディン教会)、トレヴィの泉、サンタンジェロ城とテヴェレ河畔もお勧めです。

市内にある数多くの教会では、の素晴らしい建築・芸術作品を鑑賞ができます。中でもミケランジェロ作ペテロ像があるサン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会、カラヴァッジョ絵画があるサンタ・マリア・デル・ポポロ教会、ベルニーニの傑作彫刻作品があるサン・フランチェスコ・ア・リーパ教会が知られています。

サンタンジェロ城

サンタンジェロ城

ローマ市内には、小さな独立国でローマ教皇が治めるヴァティカン市国(Citta’ del Vaticano)があり、ヴァティカン博物館システィーナ礼拝堂のミケランジェロの天井画・壁画は必見です。
ローマの詳細をみる

世界遺産:ローマ歴史地区・教皇領と
サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂

エステ荘別荘の噴水

エステ荘別荘の噴水

ティヴォリ Tivoli

ローマから東に約30km、2つの世界遺産、ヴィッラ・アドリアーノ(ハドリアヌス帝別荘)とヴィッラ・デステ(エステ家別荘)を有する街。
ヴィッラ・アドリアーノは、ローマ帝国ハドリアヌス帝が2世紀に建てさせた広大な別荘跡。皇帝が訪れた帝国領土内の各所を偲ばせる建物や神殿、大浴場など、エジプト、ギリシャ、ローマ的諸要素をもった建物群が見事に調和して建てられていました。
一方でエステ家別荘(Villa d’Este)では、洗練されたルネッサンス文化の美の結晶とも言える館とふんだんな水と噴水がいくつもある美しい庭園が楽しめます。16世紀のイタリアを代表する華麗な庭園芸術であるだけでなく、その後のヨーロッパ庭園設計にも大きく影響を与えました。
世界遺産:ティヴォリのヴィッラ・デステ(エステ家別荘)

世界遺産:ヴィッラ・アドリアーナ

エトルリア文明のネクロポリ

エトルリア文明のネクロポリ

チェルヴェテリ Cerveteri & タルクィニア Tarquinia

古代ローマ以前のイタリア中央部に存在した、紀元前9世紀と紀元前1世紀の間、交易で栄え高度なエトルリア文明。
葬祭芸術にも優れ「ネクロポリ(死者の街)」とよばれる大規模でモニュメンタルな墳墓の遺跡を残しました。
チェルヴェテリ(ローマの北西44km):古墳群は道に沿って家のような墳墓が並びあたかも街のようになっています。
タルクィニア(ローマの北西96km):点在する6000の古墳のうち200は内部が鮮やかな壁画で飾られており、古代エトルリア人の死生観を知る上でも大変興味深い地下古墳です。古い壁画は紀元前27世紀にまで遡るものであります。市内にある国立考古学博物館の展示品からもエトルリア文明を知ることができます。
世界遺産:チェルヴェテリとタルクィニアの
エトルリア古墳(ネクロポリ)

ラツィオ州南部の街

インフィオラータ

インフィオラータ

ジェンツァーノ Genzano

毎年聖体祭のあとの日曜日(6月頃)に開催される花まつりインフィオラータ(Infiorata)で有名な街。ドゥオーモへ向かう道に敷き詰められた絵花びらの絨毯の上を、クライマックスには聖体行列が進みます。
*交通:鉄道駅アバーノ・ラツィアーレ(Abano Laziale)まで行き、そこからバス。ローマからの全所要時間は、約1時間10分。

フラスカーティ、大聖堂

フラスカーティ、大聖堂

フラスカーティ Frascati

ワイン通にはお馴染の白ワインフラスカーティの産地としても有名ですが、数々の別荘があることでも名高い街。代表的な別荘は、ヴィッラ・アルドブランディーニ(Villa Aldobrandini)、ヴィッラ・トルローニア(Villa Torlonia)。

カステッリ・ロマーニ

カステッリ・ロマーニ

この一帯のカステッリ・ローマニと呼ばれる丘陵地にはのどかな田園地帯が広がり、美しい緑を持つ各別荘で、ゆったりとした時間を過ごされてはいかがでしょうか。
ヴィッラ・アルドブランディーニ:7:00〜日没まで
ヴィッラ・トルローニア博物館
*交通:鉄道フラスカーティ駅までローマ・テルミニ駅から約30分。

   
チヴィタヴェッキア Civitavecchia

ローマの北西68km。港街であり、現在は多くのクルーズ船の停泊港となり、観光客のローマへの入り口として利用されています。もともと日本との関係も深く、17世紀初めには、支倉常長率いる慶長遣欧使節団が上陸。後に殉教した日本人26人を記念した日本聖殉教者教会もあります。また街中には支倉の銅像も建造されています。