イタリアの旅:行き先でさがす

リグーリア州


各州概要

州都:ジェノヴァ
人口:約1,565,307人(2017年)

バジリコソース、と言えば思いつくペスト・ジェノヴェーゼ。これを生みだしたジェノヴァの街がある州です。

イタリア最大の港町ジェノヴァを中心に東西に弧を描くように、ティレニア海に面してフランス国境までのびるリヴィエラ海岸は、ヨットハーバーや小さな入り江が続く気候温暖なリゾート地。

リグーリア州の位置

リグーリア州の位置

ジェノヴァ市内空撮/ドルチェアックア

風光明媚なリゾート地ポルトフィーノやラパッロ、サンタ・マルゲリータ・リグーレ、カジノと音楽祭で有名なサン・レモ、世界遺産にも登録されている5つの小さな村チンクエテッレとポルトヴェーネレなど魅力的な小さな町や村が海岸沿いに点在しています。
また内陸部にはドルチェアックアなど中世の街々が風情豊かに静かに佇んでいます。

海岸線のブドウ畑

海岸線のブドウ畑

食では、急な斜面に広がるチンクエテッレのブドウ畑からつくるワイン、「ペスト・ジェノヴェーゼ」として世界的に有名なバジリコソースを使ったパスタ、フォカッチャとよばれるパンなどが絶品で、魚やハーブ類中心の料理は日本人の味覚にも良く合います。

交通案内

Servizio Marittimo del Tigullio:ジェノヴァ、ポルトフィーノ、ラパッロからチンクエテッレまでを結ぶフェリーボート
Golfo dei Poeti:チンクエテッレ周辺を運行する船

チンクエテッレ

チンクエテッレ

イベント

プレゼピオ・イルミネーション Presepe di Manarola
場所:マナローラ  
時期:12〜1月頃(年により変化あり)
チンクエテッレのひとつであるマナローラの、海を眺める丘に、いくつものキリストにちなんだイルミネーションが浮かび上がります。元鉄道員が30年かけて世界で最も大きな規模の光のプレゼピオを実現しました。

レウロフローラ  L’Euroflora
場所:ジェノヴァ 
時期:4月頃(4年に1度の開催、次回は2015年)
花の祭典。世界各地から珍しい花が集まり、展示会やイベントが開催されます。

中世4大海運共和国レガッタ Regata delle Quattro Antiche Repubbliche Marinare
場所:アマルフィ、ジェノヴァ、ヴェネツィア、ピサのいずれかの町 
時期:6月
中世イタリアで海運力を誇った4つの共和国、アマルフィ、ジェノヴァ、ヴェネツィア、ピサの4都市が交代で開催。クライマックスは競艇ですが、競艇の前のパレードも華やかで、中世の豪華な衣装を身に着けた人々が船上に登場します。

海のパリオ Festa di S.Pietro e Palio Marinario
場所:ジェノヴァ  
時期::6月最終日曜日 
地区対抗のボートレース。迫力あるレースを観覧することができます。

コロンブス記念祭 Manifestazioni Colombiane
場所:ジェノヴァ  
時期:10月6〜12日
1492年10月12日にクリストーフォロ・コロンボがジェノヴァの街へ入ったことを記念したお祭り。記念日まで、様々なイベントが開催されます。

リグーリア州の食

パスタ・ジェノヴェーゼ

パスタ・ジェノヴェーゼ

細長い土地には海、山の幸がふんだんにあります。ワインとオリーブ街道があることでも食通に知られています。魚やハーブ類中心の料理は日本人の味覚にも良く合います。

お勧め郷土料理
フォッカッチャとファリナータ(ともにパンの一種)、パスタ・ジェノヴェーゼ(お馴染みのバジリコ、ニンニク、松の実、パルミジャーノ・チーズで作った「ペスト」と呼ばれるソースのパスタ)、ブイヤベース、エジプト豆のポタージュ風スープ、ブッリーダ(タラ、アンコウといった魚の白ワイン煮込み)、チュッピン(魚介スープ)、チーマ(野菜などの食材を詰めた肉料理)など。
デザートは、パンドルチェ・ジェノヴェーゼ(バターと果物の塩漬、レーズンのお菓子)、カネストレッリ(松の実入りのパイ生地クッキー)、アマレッティ(デザートワインに浸して食べるクッキー)など。

ワイン

美味しいブドウができる地形

美味しいブドウができる地形

チンクエ・テッレ・シャッケットラ(白)、ロッセーゼ・ディ・ドルチェアックア(赤、ロゼ)、ゴルフォ・ディ・デグッリオ(白、発泡、ロゼなど)、コッリーネ・ディ・レヴァント(白、赤)、コスタ・デ・セ—ラ(白)、コスタ・デ・ポーザ(白)、ヴァル・ポルチェヴェーラ(白)など。

その他のお勧め
オリーブ・オイル(リヴィエーラ・リグーレ産)、ジェノヴァ産バジリコ、アンチョビ、モスカルディーノ(イイダコのようなタコ)、ムール貝、リキュール漬(果樹実漬)など。

リグーリア州のリヴィエラ東海岸の街

ポルトフィーノ
ポルトフィーノ Portofino

ジェノヴァのすぐ東側から始まる東リヴィエラ海岸の中でも世界的に有名な高級リゾート地といえば、ポルトフィーノ。イタリアで最も美しい深い入り江の奥にある古い漁村ながら、映画スターや富豪が別荘を構えています。丘の上にはデラックスリゾートホテルもあり、カラフルな建物、漁船、豪華なヨットやクルーザーが絵のような入り江に同居して絵のような美しさです。

東リヴィエラのリゾート地ラパッロ

東リヴィエラのリゾート地ラパッロ

ラパッロとサンタ・マルゲリータ Rapallo、Santa Margherita

ポルトフィーノ岬の付け根に位置するラパッロや、サンタ・マルゲリータも温暖な気候と設備の良い施設があるリゾート地です。数日間同じ街にとどまり、近場をゆっくりと探索するなどして贅沢な時間の過ごし方をされてみてはいかがでしょうか。
ポルトフィーノ周辺〜交通案内サイト〜 Trasporti Marittimi Turistici Golfo Paradiso(船)

ポルトフィーノ

ポルトフィーノ

ヴェルナッツァ

ヴェルナッツァ

チンクエテッレ Cinqueterre

チンクエテッレとは、「5つの土地」の意で、モンテロッサ・アル・マーレ(Monterossa al Mare)、ヴェルナッツァ(Vernazza)、コルニリア(Corniglia)、マナローラ(Manarola)、リオ・マッジョーレ(Riomaggiore)の5つの村の総称です。切り立った崖にはりつくような村々や狭い斜面に広がるブドウ畑など絵画的な美しさです。一帯が国立公園となっていて、中を歩けるよう、遊歩道やトレッキングルートが完備されています。
世界遺産:ポルトヴェーネレ、チンクエテッレと小島群

   
ポルトヴェーネレ Portovenere

チンクエテッレと共に世界遺産に登録された入り江の街。ポルトフィーノと同様にこの海岸エリアに多いカラフルな海沿いの建物や入り組んだ小道が特徴。港の入口付近はシェリーやバイロンなどにも愛された「詩人の入り江」。白黒の大理石が美しいサン・ピエトロ教会も岩の上に佇むように建っています。

リグーリア州西部の街

ニコロ・グリマルディ宮殿

ニコロ・グリマルディ宮殿

ジェノヴァ Genova

イタリア最大の港街で州都。コロンブスの出身地でもあり、中世の強大な海運国として繁栄した歴史と文化を今に伝えます。
見どころ:世界遺産にも登録された、かつての貴族の邸で今は美術館や市庁舎となった建物が並ぶガリバルディ通りとバルビ通りや、王宮、赤の宮殿、白の宮殿、サン・ロレンツォ大聖堂、王宮、ドゥカーレ宮殿、コロンブスの生家、フェラーリ広場周辺、ヨーロッパ最大の水族館のあるおしゃれなベイエリアなど。

ジェノヴァの詳細をみる

世界遺産:ジェノヴァ:レ・ストラーデ・ヌオーヴェと
パラッツィ・デイ・ロッリ

ヴェンティミリアの海岸

ヴェンティミリアの海岸

リヴィエラ西海岸 Riviera dei Fiori のリゾート地

フランス国境近くのヴェンティミリアからアラッシオまでの約70kmにわたる海岸線は「花のリヴィエラ」とよばれ、欧米のリゾート客に特に人気があります。インペリア(Imperia)、フィナーレ・リグーレ(Finale Ligure),サンレモ(SanRemo)などをはじめとする街は、海岸線に沿って花々が咲き誇り、花の栽培農園だけでなく公園、街の通りなどどこも見事な花であふれています。
この州独特のオリーブの栽培も盛んです。

ヴェンティミリア(Ventimiglia) :イタリア最西端の街ヴェンティミリアには重要な花市場があり、近郊のモルトラ(Mortola)には海に面した美しいハンブリー庭園(Giardini Botanici Villa Hambury)もあります。
サヴォーナ(Savona):歴史の街でありまた大型フェリーも寄港する港があります。

サヴォーナ

サヴォーナ

サン・レモのカジノ

サン・レモのカジノ

サン・レモ San Remo

日本でも音楽祭で有名なサン・レモは花のリヴィエラ海岸の中心リゾート地。ホテル、レストラン、カジノ、マリーナ、ショッピング街、などの娯楽施設や、旧市街の散策やビニョーネ山からのパノラマも楽しめます。またノーベルが晩年暮らした屋敷(Villa Nobel)も残っています。花に溢れたこのエリアは「花・植物」をテーマにしたツアーにも適しています。

内陸部の村ピーニャ

内陸部の村ピーニャ

ドルチェアックア Dolceacqua、ピーニャ Pigna

花のリヴィエラ海岸から内陸部に入っていくと、谷間には小さな魅力的な小さな村が谷の稜線に点在しています。ドルチェアックア村やピーニャ村もそれらのひとつ。
海辺とはまた違った静けさ漂う散策も楽しめ、秋にはジビエ料理も味わえます。

内陸部のドルチェアックア

内陸部のドルチェアックア