イタリアの旅:世界遺産を巡る

20世紀の工業都市イヴレア

20世紀の工業都市イヴレア

Ivrea, industrial city of the 20th century

(伊語:Ivrea, città industriale del Novecento)

2018年もイタリアに新ユネスコ世界遺産が増えました。
ピエモンテ州の工業都市イヴレアは、タイプライター、機械式計算機、オフィスコンピューターを製造するオリヴェッティ社の企業城下町として発展しました。
そこにある大工場やビルは住宅施設も含めて経営と福祉事業のため設計されました。
これらの建築群は多くが1930年~1960年代に一流の都市計画家や建築家により設計されたのもので、「コミュニティ運動」の精神を映し出しています。
イヴレアは工業生産と建築を近代的ビジョンで表現した、社会プロジェクトの模範的な存在です。

イヴレア

イヴレア

研究施設 (1965年拡張建築)

研究施設 (1965年拡張建築)

事務所および住宅館(1954年建築)

事務所および住宅館(1954年建築)

イヴレアIvreaの街について

*トリノの北北東49km(鉄道でトリノから約1時間)
ドーラ・バルテア河畔に位置する2万4000人ほどの小さな街ですが、旅行者にはカーニバルを締めくくる「オレンジ投げ合戦 Battaglia delle arance」で大変有名です。
街の歴史は古代ローマ時代に遡り、街の歴史的中心部には中世のドゥオーモ Duomoや城塞などが残っています。
世界遺産に登録されたオリヴェッティ社は歴史的地区から南、河の反対側の鉄道駅に近い駅南西エリアにあります。

ICO拡張建築分(1934~1958年)

ICO拡張建築分(1934~1958年)

1968年建築・居住地区

1968年建築・居住地区

共用施設(1955年及び1959年建築)

共用施設(1955年及び1959年建築)

イヴレア市の世界遺産関連施設

オリヴェッティ歴史資料館 Associazione Archivio
Storico Olivetti

Via Miniere, 31 – 10015 Ivrea (TO)
TEL: (+39)0125-641238
メール:segreteria@archiviostoricolivetti.it
入場料:5€
開館日時:月~金(要予約)8.30-12.30/13.30-17.00 ガイド付きツアーは所要約1時間
◎近代建築オープンエアミュージアム MAAM – MUSEO A CIELO APERTO DELL’ARCHITETTURA MODERNA
野外ミュージアムとして、いつでもオリヴェッティの企業文化建築を見ることができる、Via Jervisを中心とする約2kmにわたるエリアです。
Via Jervis 26, 10015 Ivrea
TEL: (+39)0125-410-311 /313
メール:musei@comune.ivrea.to.it

その他の参考ウェブサイト

近代建築バーチャル博物館 Museo virtuale dell’architettua moderna
(伊語のみ)

関連サイト

ユネスコ公式ページ
Industrial City イヴレア

赤レンガ工場 *ここがオリヴェッティ社の出発となった建物

赤レンガ工場
*ここがオリヴェッティ社の出発となった建物

写真コピーライト
全ての写真が以下の©となります

Immagini di Maurizio Gjivovich © Fondazione Guelpa tratte dal Dossier di Candidatura di “Ivrea, città industriale del XX secolo” nella WHL UNESCO – www.ivreacittaindustriale.it