イタリアの旅:世界遺産を巡る

マントヴァとサッビオネータ

作成:Italia.it

マントヴァとサッビオネータ

Mantova e Sabbioneta

所在地:マントヴァ(ロンバルディア州)ミラノの東南 158km
サッビオネータ(ロンバルディア州)マントヴァの西南 30㎞
登録年:2008年

マントヴァとサッビオネータの街は、時の支配者ゴンザガ家の強い指導力と影響の元、ルネッサンス的都市計画、そして建築美を具象化した秀逸なる実例です。
ユネスコサイト

マントヴァとサッビオネータ

マントヴァとサッビオネータ

マントヴァの街

歴史は古代ローマ時代に遡り、11世紀の「ロトンダ」やバロック期の「学術劇場」をはじめ様々な時代の発展の跡が残っていますが、ルネッサンス期に当時マントヴァを支配していたゴンザガ家により、既存の建物に改装が加えられ、街は拡張されて華麗なる都市発展を重ねました。

マントヴァ、ドゥカーレ宮殿内の天井画

マントヴァ、ドゥカーレ宮殿内の天井画

主要スポット

ドゥカーレ宮殿 Palazzo Ducale(イタリア語)
統治したゴンザガ家にちなみ、ゴンザガ王宮とも呼ばれます。宮殿は広大で、広場3つ、中庭と公園が15、部屋数は約500。当時の芸術品の数々が納められています。多くの部屋に有名な画家のフレスコ画などがある他、人工洞窟を再現した部屋など、美しく、個性豊かな建築物は一見の価値があります。

サンタンドレア大聖堂 Basilica di Sant’Andrea(イタリア語)
15世紀後半に建てられたバロック式の聖堂。内部にはキリストの血を被った土が入っていると伝えられる器が安置されています。

サン・ロレンツォのロトンダ Rotonda di San Lorenzo
ロトンダは円形聖堂のこと。広場よりも低い位置にあるこの聖堂は、ヴィーナスへ捧げられた古代ローマ神殿の跡に建築されたと言われています。11世紀に建てられたロマネスク様式です。

サンタンドレア大聖堂

アクセス

ミラノから列車で約2時間。ボローニャからも約2時間。

  

サッビオネータの街

ゴンザガ家の王子ヴェスパシアーノ・ゴンザガ公が16世紀後半に当時の都市計画原理にそって立案し建設した「理想の街」で、星型の城砦の中には碁盤の目に整備された完璧な街が造られました。星型の城壁の中には、記念建造物が4つあります。

テアトロ・オリンピコ

テアトロ・オリンピコ

主要スポット

ドゥカーレ宮殿 Palazzo Ducale
1568年の建築。気品あふれるファサード、大理石の窓。アンテナーティ・ギャラリーには、ゴンザガ家の有名な木製の4体の騎馬像とスタッコ(漆喰)製の銅像があります。

古代劇場 Teatro all’Antica
1588年に建築された傑作。長方形の内部には、階段状の座席と廊下があり、壁はヴェネツィア派の絵画で飾られています。

ジャルディーノ(庭園)宮殿 Palazzo Giardino
領主が楽しむために作った宮殿。内部はフレスコ画、スタッコ(漆喰)の他、グロテスクな絵画などで飾られています。

ガッレリア・デリ・アンティキ Galleria degli Antichi
全長90mの古代ギャラリー(画廊)。フレスコ壁画、木製天井などがあります。

ガッレリア・デリ・アンティキ

アクセス

マントヴァからバス。運行はAPAM社、17番。パルマからもバスが運行しており、その場合はTep社を利用、170番。