オンラインでイタリアの春をたのしむ!2021 トップへ

スポット

カンポ・インペラトーレ

アブルッツォ州

情熱の花、クロッカスが広がる場所。

「クロノスの息子はそう言うと、花嫁を腕に抱きしめました。すると、大地の神が彼らの下に柔らかな若草を生み出したのです。
柔らかく波立つように生い茂ったのは、蓮、クロッカス、そしてヒヤシンス。ふたりは横たわり、光沢のある露が光る美しい金色に輝く草花の雲に囲まれました。」(抒情詩「イリアス」より)
この詩は(ローマ・ギリシャ神話の)ジュピターとヘラの婚姻を語り、愛の情熱のシンボルであるクロッカスが咲き乱れます。
カンポ・インペラトーレ(Campo Imperatore)に咲くクロッカスは、アジアの高原を彷彿とさせるアペニン山脈の中でもおすすめのスポットで、ぜひ一度楽しんでいただきたい場所です。

冬の休息が終わり、花々は残雪を押しのけて芽を出します。
最初は少し恥ずかし気に、でもその後、限りない数のライラック、うす紫、白、薄いピンクの花々が咲き乱れるのです。
この季節の強い風や急な悪天候にも負けないように低く、大きく咲くこの花は、アブルッツォの人々のように強くて優しく咲き誇ります。
特に3月と4月は、このクロッカスが満開となり、春の光を受けるとき、まるでカーペットのように輝きます。

  • 協力:
  • アブルッツォ州