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スポット

レオナルドのブドウ畑

ロンバルディア州

レオナルド・ダ・ヴィンチが「最後の晩餐」を描いていたとき、ミラノ公爵ルドヴィコ・イル・モーロの所有であったこの1500年代の住居は、すでにレオナルド自身の住まいでした。
アテッラーニの家とレオナルドのブドウ畑は、ミラノ万博2015を機に一般に公開されることになった博物館で、農業連合(Confagricoltura)、国営放送Rai、ミラノ大学(アッティーロ・シェンツァ教授のチーム)の協力によるプロジェクトです。

レオナルドがスフォルツァ家に召し抱えられると、通称“イル・モーロ”と呼ばれる公爵ロドヴィコが彼に多くの作品を依頼しました。
現在世界遺産として知られるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の食堂内部に描かれた「最後の晩餐」もそのひとつであり、この作品を描いたことで、公爵はレオナルドにブドウ畑を贈りました。(その後、ブドウ畑はレオナルドから、彼に忠実であったジャンジャコモ・カプロッティ、通称“イル・サライ”へ譲渡されました。)

公爵イル・モーロは、アテッラーニ家などのように、彼の信頼を置く人々が住まう新しい住居地区の建設を夢見ていました。そしてそれから5世紀建った現在、今残っている当時の面影は、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とレオナルドの「最後の晩餐」、そしてこのアテッラーニの家だけとなりました。
2007年、当時のブドウ畑の痕跡を生物学的に調査するための発掘が手作業で開始。これがその後、マルヴァジア・アンティーカ・アロマ(レオナルドのブドウ)の植え付けにつながる研究です。
2018年9月12日、レオナルドのブドウ畑で初めてブドウの収穫が成功。その時の記録が博物館に今も保存されています。

レオナルドのブドウ畑 Vigna di Leonardo