2022.02.02

城と要塞を巡る in フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア

トリエステは、イタリア最東端にある街。
国境を接する国々から様々な影響を受けてきました。
エレガントな街並み、そして異国情緒を感じる食の宝庫。

≪ミラマーレ城≫
そんな文明交差点でもあるトリエステで、海を臨む城、それがミラマーレ城です。

ミラマーレ城は、1856年から1860年の間に、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の弟であったマクシミリアン大公(のちのメキシコ皇帝)により、自身の妻であるベルギーのカルロッタ(シャルロット)のために建築した城です。
大公は居城の建築計画に加えて、22ヘクタール以上にも及ぶ庭園も併設し、そこにはイギリス式とイタリア式の庭園を配置。
貴重な植物、彫刻や小さな湖も作り、また海に面した居城の特徴として、海へのアプローチとなる階段も設置されました。


フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州特別動画より:カルロッタの部屋(非公開スポットをお届け)
*訪問時の内部撮影は禁止されていることから、こちらの動画をご覧ください。

城の内部には、20を超える部屋があり、中でも特徴的な船内をイメージして作られた寝室のある“マクシミリアン大公の部屋”、“王冠の間”は必見です。

≪パルマノーヴァ≫
ヴェネツィア共和国が、16世紀にトルコやオーストリアに対抗する東方国境線防備のため、フリウリ低地の平原に建設した完璧な星形をした要塞都市。
上空からみると、9つの尖頭を持つ劇的な星形の城塞都市であることがわかります。

9つの尖頭の間と、さらに外側にも三角の土塁が築かれ、その砲台からどの方向からの攻撃にも挟み撃ちで街を守れる理想の防御体制がとられました。

砲台のあった土塁と、要塞内の街とはいくつもの地下通路で結ばれており、街は一度も攻められることがありませんでした。
城壁で囲まれた街の中は、星形の中央にある6角形のグランデ広場、そして広場から放射状に6本の道路が延び、美しいルネサンス的な理想の街が形成されています。

≪協力≫
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州観光局

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