2022.03.27

ポスター旅~エミリア・ロマーニャ州編

イタリア中央から少し北に位置するエミリア・ロマーニャ州にも、ボローニャ、ラヴェンナをはじめとした魅力的な街が点在します。
そして豊かな自然エリアは、環境保護下におかれ、野生動物たちの憩いの場所ともなっています。

そんな州から届いたポスターから、各地の魅力を読み解こう!

≪ボローニャシリーズ≫

📌ヴェンティヴォーリョ
この古城は1475年から1481年の間に建てられたもので、ボローニャの貴族であったベンティボーリョ家によるもの。
狩猟などの時間を楽しむための居城で、4角形の形で守備的要素が薄い点など、ルネサンス期の郊外に建てられた典型的な特徴をもっています。
通称 “La Domus jocunditatis = la Casa della Gioia(喜びの家)”

📌ヴィミニャーノ・デイ・グリツァーナ・モランディ:ボルゴ・ラ・スコーラ
グリツッァーナ・モランディの街から約12㎞のところにある小さな村。
このラ・スコーラと村と古城であるラ・ロッケッタ・マッテイとの間のエリアは、過疎化の危機にさらされているものの歴史的にも価値のある風景・建築が残されています。
そのため、2022年2月末、国の観光重要企画の中に、エミリア・ロマーニャ州推薦の一つとして選ばれ、今後さらに歴史的価値の見直しや保護などが期待されています。

📌ポッレッタ・テルメ
エミリア・ロマーニャ州とトスカーナ州の州境に近い場所にあるポッレッタ・テルメで、20世紀初めのプロモで使用されたポスター。19世紀終わりから20世紀初頭に休暇スポットとして人気を集めていた当時のファッションを再現したもの。

📌カステル・デル・リオ
サンテルノ川にかかるアリドージ橋。
500年以上前からかかるこの橋は、1499年にオビッツィオ・アリドージ氏が自身の一族の権力を誇示するために、職人アンドレア・グッリエーリに発注しました。この橋を渡って街の旧市街へと入ると、今は博物館として公開されているアリドージ宮殿へと続きます。

≪ヴェルデシリーズ≫

📌バーニャカヴァッロ
カップチーネ美術博物館所蔵作品 / Museo Civico delle Cappuccine

📌ラヴェンナ
サンタポッリナーレ・ヌオーヴォ聖堂内のモザイク、「東方三博士礼拝」の一部を写したポスター。
お手元にモザイクの世界を楽しみたい方にお勧め。(ポスター在庫あり)

📌ラヴェンナの松林
中世の時代から多くが変わることなく続く松林。
ダンテもここを訪れていることが、「神曲」の中から読み解けます。
街から海辺へと続く途中にある松林は、どこか違う世界への境界線を感じさせたのかもしれません。

📌ファエンツァ
陶器の街として知られるファエンツァは海と丘陵地帯、ボローニャとリミニをつなぐエミリア街道のほぼ中間地点に位置します。また中世に栄えたラヴェンナとフィレンツェとをつなぐ場所でもあったことから、1300年代より政治的にもとても重要な街として見られてきました。
歴史的に重要な建物が多い街中はもちろんですが、今回のポスターは郊外の緑。
とても豊かな土壌を持つこのエリアで栽培されるブドウ、小麦など多くのものが有機農業で生産され、ワインもDOC、そしてDOCGのついたものが多数。
この地を訪れた際には、ぜひお楽しみください。

📌チェルヴィア
多くの鳥が訪れるここは、塩田であり自然保護地区です。
デルタ・デル・ポー自然公園からすぐの場所にある塩田は、827ヘクタール。
豊かな自然が維持されているこの場所には様々な種類の鳥が飛来し、バードウォッチングを楽しめるスポットとしても知られています。

≪リミニシリーズ≫

📌海岸線の街リミニと言えば、航海の港と海水浴場。
ポップでレトロなポスターは、2000年代デザインのもので、昔から多くのイタリア人に愛されてきた夏のリミニを象徴しています。

≪サンマリーノ共和国≫

📌イタリア半島の中にある、独立国家であるサンマリーノ共和国。

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